ドジョウ科
Cobitis takatsuensis
【広島県カテゴリー】稀少種
【環境庁カテゴリー】絶滅危惧II類
【地方名】ほうすじどじょう(仮称)
太田川、江の川の上流域の礫底に生息します。体長6cm。島根県高津川で1970年に発見されたドジョウです。
河川上~中流域の淵の周囲で石が多いところにすむことから、イシドジョウと名付けられました。
西日本のごく限られた河川にのみ生息しています。
日本にはさまざまなドジョウがすんでいますが、本種は尾びれの付け根部分が太くずんどうな形をしているのが特徴です。
主に石の上の藻類や水生昆虫を食べています。
小型で石の間にすぐ隠れてしまうため、見つけるのは困難です。
環境の変化に弱く、河川改修などによって個体数が激減してます。