ゴクラクハゼ

ハゼ科
Rhinogobius giurinus
【広島県カテゴリー】絶滅危惧種
【環境庁カテゴリー】なし
【地方名】 ごり

小型のハゼの仲間です。体側にコバルト色のうろこがあり,ほおに複雑な模様があるのが特徴です。
東北,北陸地方以南の沿岸に広く分布しています。
広島県では1960年代には太田川や芦田川の下流域で多くみられましたが、
現在では小瀬川の下流域にわずかながら生息しています。
急激に減少した原因は不明です。
成魚の体長7㎝.水の流れの緩い平瀬や淵に生息し水性昆虫や藻類などを食べます。
産卵期は7月から10月です。産卵は平瀬の礫底の石の下面に一層にうみつけます。
孵化仔魚は海に下り約2か月で体長約2㎝に成長し川へのぼり、1年で約3㎝になり成熟します。